前回のブログでも少しご紹介しました、新潟の「荒馬(あらうま)人形」が無事に村上市へ届きました。

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新潟県村上市で7月の6日(宵祭)、7日(本祭)の二日にわたって行われる「村上大祭」

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各町内がそれぞれ異なる法被をまとい、「おしゃぎり」と呼ばれる大きな山車(だし)をひき、練り歩きます。

おしゃぎり屋台は釘を一本も使わず、木の凹凸をかますように組立てられ、中には「乗せ物」と呼ばれる縁起のよい人形や風景を模したものがまつられるそうです。

 

 

荒馬は、その行列の先導役のようなもので、全部で14騎(14種)あります。

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荒馬14騎は、戦国時代の村上城主本庄繁長が庄内での戦いで勝利をおさめ凱旋した時の様子を模していると伝えれているそうです。

 

 

村化市にある老舗の呉服屋さん「角長呉服店」のご主人と以前よりご縁があり、昨年からこの荒馬を模した人形を制作させていただくことになりました。

(ヨメと角長呉服店さんのご縁はこちらから→ブログ「角長呉服店さまへの手紙」

 

新潟へは、主人はもちろん私も訪れたことがなく、手探りの状態での制作でしたが、昨年完成してすぐにあちらの地方紙でも取り上げていただくことができ、地元の方々からも「荒馬の雰囲気がよく出ている!」と合格点をいただけたようで、何よりです!(^^)

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こちらの原型制作作業は去年の写真です。

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今年は、型ができているので量産です。

彩色工程。

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面相待ち。

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このあと、荒馬の様子をできるだけ忠実に表現したいという主人の想いで、付属品に紐や和紙をつかい仕上げていきます。

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ワタシも、いそいそとお手伝い。

 

 

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後にさす、指し物が並ぶと・・・

 

 

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一本、一本手作業で、和紙を貼っていきます。

 

丈夫で風合いの良い「因州和紙(いんしゅうわし)」を使用しています。

因州和紙は、鳥取県で作られる伝統工芸品。

和紙部門で初めて国の伝統工芸品として認定された歴史ある素材です。

 

 

紐が乾燥して、後ろに太鼓を指すとできあがりです!

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出来上がりの荒馬人形たちの写真を、主人とふたりでパシャパシャ撮影してると、工房の職人さんから「子供の運動会みたいですね。(笑)」と笑われました。

まるで我が子の写真を一生懸命撮っているパパママのようだと。(^^ゞ

 

主人といっしょに作った人形たち。

どれも皆カワイイです。

今回の荒馬たちは、なにぶん遠くへ旅に出しますのでなおのこと愛おしさが増します。

 

この時期は、日本各地で夏祭りが行われますね。

それぞれの土地に根差したお祭りにこういったかたちで関わらせていただき、結果、地元の方々に主人の作った人形たちが可愛がっていただいていることを考えると、不思議なご縁を感じるとともに、あったかぁ~くかつ、なんともありがたい気持ちになります。

 

どうか村上の皆さま、今年もよいお祭りになりますよう、遠い福岡の地よりお祈り申し上げております。

 

 

お問い合わせ先

新潟県村上市「角長呉服店」http://www.iwafune.ne.jp/~say/