2月もそろそろ終わります。

今月もいろんな方とお仕事させていただき、あっという間の一か月です。

 

なかでも思い出に残る一日となったのは、2月の25日。

福岡発のアパレルブランド”ティグルブロカンテ”を生み出した会社「天空丸」さんが、創立20周年をむかえた記念日でした。

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この日は、天空丸ゆかりのイタリアンレストラン”イル・ソル・レヴァンテ”でオーナーご夫妻主催のパーティーがひらかれ、私も主人の代理で出席させていただきました。

 

会場には、この会社から独立されたOBスタッフの方や、天空丸をモノづくりの視点から支えてこられた方々でいっぱい。にぎやかで笑い声のたえない楽しいパーティー、懐かしい再会や新しい出会いがいっぱいでした!

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美味しいお料理と、生演奏のここちよい音楽、たのしい仲間とのおしゃべりと、なんとも贅沢な空間でした。(^^)

 

 

天空丸名物のオリジナル博多人形を、主人が手掛けることになりもう18年?いや19年くらい?

 

そう、きっかけはこの一枚の写真。

19年前に掲載された主人の新聞記事を、たまたま見つけた天空丸・野崎オーナーが「この人形師が着てるの、ウチの服だね」と。

 

1999年7月 若かりしすぎる主人。(゚Д゚;)

1999年7月 若かりしすぎる主人。(゚Д゚;)

 

そんなところからスタートした、天空丸、ティグルブロカンテ、野崎さんとのお付き合い。

天空丸も20年、主人も今年が人形師としての20年目。

一緒に歩いてきた20年がうれしくて、ありがたくて。

 

 

手仕事のよさが見直されつつあるいま、伝統工芸や博多人形で新しいものを作りませんかっていうお話はたくさんあります。

でも、実際、それが単発の企画で終わるのではなく、次の企画へ、そしてまた別の新たな仕事へとつながっていくってことは、本当に本当に稀有なことだと。

私は、主人のそばで学びました。

 

 

朝日新聞 2013.11.22付  天空丸 野崎オーナーと主人

朝日新聞 2013.11.22付
天空丸 野崎オーナーと主人

最初は周りがおどろくような”チャレンジ”が、フクオカの”定番”となり得たのは、

 

取引をしてくださる会社の舵を取る方が、長く長く気の遠くなるような長い目で、

「この作家を、松尾くんを応援したい!育てていきたい!」と思ってくださってこそだと、

ずっとずっと主人の横で、彼のしごとを見ていて、わかるようになりました。

 

最初は、松尾が天空丸のファンでした。

20年前に、福岡の街中にうまれた、日本の手仕事を取り入れた”ちょっと風変わりでかわったお店”。

一緒にお仕事をさせてもらって、いまでは天空丸スタッフの皆さんが松尾のファンになってくださいました。

一方通行だった片想いが、実ったのです。

 

3月からの新しい仕事にかかりきりで、会場には来られなかった主人のことを

「松尾クン、忙しいっちゃろー?!」「いつも無理させて悪かね!身体だけは大事にって言っておいてよ!」「松尾さん、会いたいなー!!!」

パーティーでお会いしたたくさんの方からあったかい伝言をもらって帰りました。

天空丸オーナーの野崎ご夫妻

天空丸オーナーの野崎ご夫妻

新しい作品の原型を彫りながら、「そっかー!オレも会いたいなー!!!!」とうれしそうに私のお土産話を聞いてくれました。

 

大学を出たばかりの名もない若手人形師だった主人に、チャンスをくれて、ここまで見守ってくださった天空丸の野崎オーナーと奥さま、一緒に成長してきたスタッフの皆さん、そして天空丸を通じて知り合ったステキな方々へ

たくさんのお祝いの気持ちと、感謝を込めて。

 

三月には、この20年で成長した松尾の姿と新しい仕事を、お披露目できればと思っています。

春到来まで、あと少し!応援どうぞよろしくお願いいたします。