先日、安産祈願で有名な「久留米水天宮」さまよりご依頼いただきました、河童面(かっぱめん)の石膏型をお納めさせていただきました。

久留米水天宮は、全国の水天宮の総本宮ということで安産や子授、水難除けのご利益があることで知られています。

 

ちなみに、久留米水天宮のカッパ面とはこちら。

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三月の中ごろでしたか、とても懐かしい方よりメールをいただきました。

 

その方とは、久留米水天宮のお嫁さん、Mさんです。(#^^#)

ヨメ、結婚してからしばらくお華のお稽古に通っていたのですが、そのお教室でご一緒させていただいていたのがMさん。

最初の子がおなかに入ったのもちょうど同じ時期で、いまでも年賀状のやり取りをさせていただいています。

ワタシよりずっと若いのにしっかりしていて、いつもニコニコの笑顔がとっても印象的なお嬢さんでした。

 

お互いに、子育て&ヨメ業真っ最中ということで、かなりご無沙汰していたのですが

「石膏型を作れる方をさがしていて、松尾さんを発見しました!」とのメールが。

 

「覚えていますかー?」「モチロン、覚えていますよー。」(^^)/

そんなやり取りをしたあと、よくよく石膏型のお話を伺うと、どうやらMさんのところの水天宮で扱っている、素焼きの河童のお面の石膏型が摩耗して(まもう・すきりれて)しまって、新しく作りかえたいとのこと。

 

とっても懐かしいご縁にうれしくなり、よろこんでお受けさせていただきましたよ。

 

 

送ってもらった旧型から押し出したカッパ。

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型がすり減ってしまい、かなりお面の凹凸もわかりにくくなっていますね。

 

 

まずは、原型の作り直しです。

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旧型から押し出したお面と、仕上がりの彩色したお面を参考に原型となるカッパ面を作っていきます。

 

 

出来上がりがこちら。並べてみるとわかりやすいですね!

左が新しく彫り直した原型。くっきり、ハッキリです!

左が新しく彫り直した原型。くっきり、ハッキリです!

 

 

で、この新しい原型からもとになる石膏型を作ります。

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今回は、一回で二個カッパが作れる石膏型を5セット作りますので、カッパは10個必要になります。

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はい!カッパ、10個そろいました。

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で、こんなふうに二個ずつ組んで壁を作ります。

このあたりからは、二人で作業をすすめていきます。

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型取りは二人でしたほうが、もう絶対早い!

 

石膏、流しますよー。(^^)/

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固めている様子は、まるでレアチーズケーキ。(≧▽≦)

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完全に乾いたら仕上げの工程です。

今回は、仕上げ工程、ヨメ担当させていただきました。(‘◇’)ゞ

粘土を流し込む穴を、ステンレスナイフで開けていきます。

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神様のお守りとして持たれるものなので、作業する途中もいつもに増して心がひきしまります。

 

最後は、型を取る過程でついた粘土をきれいに磨き上げていきます。

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はい!できあがりです!

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お天気がよかったので、仕上げの作業は工房の敷地内の木陰でさせてもらいました。

 

子授けと安産のお神様だからでしょうか?

心を込めて作業していると、なんだか女性ホルモン活性化?お肌もツヤツヤしてきたような気持ちになれました。(^^♪

 

お送りした石膏型、とってもご満足いただけたようでうれしかったです。

 

「お互い、子育てが落ち着いたらまた会いたいねー。」「水天宮にも遊びにきてくださいねー。」

ひさしぶりに、彼女とそんなやり取りができて、ご縁を運んでくださったカッパさまに感謝です。

 

皆さんも、機会があればぜひ「久留米水天宮」へ行ってみてください。

ステキなお嫁さんと、松尾吉将の手で新しくなったカッパさまに会えるかもしれませんよ。\(^o^)/