ムコ殿へ「恭賀新年」 花嫁の父より

 

ブログをご覧の皆さま、明けましておめでとうございます!

新しい年も始まりまして、工房のほうもぼちぼちと仕事をすすめております。

 

今年、はじめのブログということで、お気楽に軽い話題からスタートしていこうと思っています。

 

元旦に、ヨメの実家から年賀状がとどきました。

実家では、毎年、”ムコ殿”つまりは、「博多人形師 松尾吉将 作」の干支人形を年賀状に使用するのが父のこだわり。

ヨメ父の精一杯の応援の気持ちだと、私は常々思っています。感謝。

 

今年は主人の干支の仕上がりが例年より遅かったので、何度も何度も

「ヨシマサさんの人形を写真を送ってくれ!年賀状が間に合わん!」とラブコールをもらってて

 

で、なんとか間に合ったようで、こちらの年賀状が・・・ジャスト元旦に、届きました。

 

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初めて見る方は、フツーの干支人形だと思われるかもしれません。

 

でも、これ・・・

ヨメが実家 父に送った、元の画像はコレなんです。

松尾吉将作「吉丸印 水晶とり」

松尾吉将作「吉丸印 水晶とり」

 

 

わかりにくいかもですが、横に並べると・・・

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スゴイです・・・。全くの別物・・・。

実家 父、ムコ殿(ヨシマサさん)が、夜も寝ずに考えた、ニワトリの「黄金比」且つ「ベストバランス」を、か・な・り、変えてます。

 

主人も、届いたときに、言葉を失っていました。

私は横で「これ受け取った全国にいるウン十人の人間は、松尾吉将ってゆう博多人形師が作ったトリは、このデブ酉やと思うやろね・・・。結構な数、出してると思う、年賀状。筆まめ一家だから・・・。」と、カレの思ったままの気持ちを代弁することしかできませんでした。

 

ちなみに、こちらは次女(5才)が描いた、パパの干支人形。

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プロポーション的には、こちらのほうがガッツリと正確なような気がします。

 

ムコ殿、新年のあいさつの電話をヨメ実家に。

「毎年、オトウサンがワタシの干支を年賀状に使っていただいてアリガトウゴザイマス!いい宣伝にナリマス・・・・!!」

 

えらいなぁ、ヨシマサさん・・・。

私の両親を大事にしてくれてありがとう。

 

一事が万事というか、”万事が珍事”な松尾家ですね。

 

今年もアナタに精一杯ついていきます。

 

皆様も、今年一年「博多人形屋さんのヨメ便り」どうぞお付き合いくださいませ。