今日は楽しいひな祭り♪

 

先日ソラリアで行われた展示会でお披露目した「博多衣裳雛」の新しいものが、初節句にとお客様が決まりました。

 

そして今日がそのお嬢様の初節句のお祝いの日だとのことです。(*^-^*)

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「博多衣裳雛」とは、主人の父と母が考え作ったもので、頭の部分を博多人形の製法で作り

衣裳部分を帯地や着物の布地を使って作ります。

 

 

先日のブログでも少し紹介しましたこの人形は、松尾の父母から製法を受け継ぎ、主人と私で仕上げる夫婦雛です。

 

この製法で作っているの博多人形師のなかでも我が家の工房だけです。

 

平成22年 第34回福岡県伝統的工芸品展NHK福岡放送局長賞受賞「博多衣裳雛」(桃宴)

平成22年 第34回福岡県伝統的工芸品展NHK福岡放送局長賞受賞「博多衣裳雛」(桃宴)

 

その時その時によって、博多織の帯地を使ったり、例えば初節句のオーダーにというご要望で朱赤を多めに使ってみたりと表に出る色を変えます。

 

 

今回はこちらの「宝尽くし」の小紋柄の着物地から作ることにしました。

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一番メインになる布地が決まれば、次にたくさんの反物の中から、イメージに合ったかさねの色目を決めていきます。

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縫製は手縫いとミシンをそれぞれの部分によって使い分けます。

これはお雛さまとお内裏様の小袖(こそで・下着)になります。

これはお雛さまとお内裏様の小袖(こそで・下着)になります。

 

 

 

使っているミシンは、実家の母が嫁入り道具にと用意したものを譲り受けました。

40年以上活躍してくれています。

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私が、首から下を進めている間に主人が首から上の頭(かしら)部分を作ります。

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私の衣裳部分もカタチが見えてきました。

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二人のそれぞれ作り上げたものが組み合わさって、付属の小物などを整えようやく出来上がります。

 

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お買い上げくださったお客さまが収納しやすいように、桐箱は包装紙ではなく風呂敷で包んでお渡しするようにしています。

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今回は初節句ということで、可愛らしい桜と格子の市松柄のものを選びました。

 

(角長呉服店のご主人、いつもステキなものを選んでくださってありがとうございます。(^^))

 

 

 

 

布を裁断していると、必ずハギレが出てくるので、残り布でこちらの金封袱紗を作りました。

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お雛さまはお嬢様が大人になりお嫁に持って行かれることが多いので、お母さまやおばあさまが記念や思い出におそろいのものを持つことが出来ればと想い、お祝いの品としてつけさせていただくことが多いです。

 

初節句のお人形をお世話させていただくことは何より光栄なことです。

 

この度、我が家から出したお雛さまが一生かけてお守りするお嬢さまのお名前を伺ったところ、温かみのあるとても優しいお名前でした。

 

今日はそのお嬢さまと新しいお雛さまの春の宴だそうです。

 

昨夜からなんだか私もウキウキです。(^^♪

 

 

どうか、この世に生まれたすべての女の子が、幸せに健やかにご成長されますよう、心よりお祈り申し上げております。

 

 

 

 

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