ラーメン屋になれなかったのか、ならなかったのか。
昨日は、博多人形師 松尾吉将、母校の小学校の教壇に立たせていただきました。
いつも歓迎のお言葉ありがとうございます。
4年生の「道徳」で、日本に伝わるものの良さをテーマとした授業のゲストティーチャーとしてお声かけいただきました。
私も横で見せて頂いたのですが、授業後半部分で主人の登場となり、博多人形がほかの土人形とどう違うのか、また自分が博多人形師になろうと思ったきっかけなどを、一生懸命、身振り手振りしながら子供たちに話していました。
いきなりですが、コレ、主人の小学校の卒業アルバムです。
卒業写真と文集が一冊にまとめられたもの。
30年近く前ですね。
卒業生ひとりひとりが、自己紹介や思い出に残ったことを書いています。
○印は、長所。△印は短所のようですね。
小学校6年生の松尾くん、自分のことよくわかっています。(笑)
☆印は、「将来の夢」です。
小学校の卒業文集に書いた職業、私はなんだっただろう?
中学の時、高校の時、その時その時にアレコレと興味がうつっていった気がします。
でも、主人は、書いてるんですね。「博多人形師」と。
これ初めて見たとき、主人に言いました。
「すごいね、小学校の卒業文集で書いた職業に就いてるひとって初めて見たかも。」
「そかぁー。んー、なんかそういうふうに書かんとなぁーみたいな周りの空気もあったとよー。(笑)」
ホントはラーメン屋になりたかったのかな?
博多人形師は「保険」として書いたのかしら?
そしたら私は今頃、ラーメン屋の女将とかしちゃってるんだろうか?
タイムマシンに乗って6年生の松尾くんに会ってみたいです。
6年生の時担任していただいた先生とは、いまでもお付き合いがあり、年賀状やお電話などでいつも主人を応援してくださいます。
昨日の母校での授業、恩師の先生にもお手紙でご報告させていただこうと思っています。
先生、松尾くん、頑張っています!先日、母校の後輩たちのまえでお話しさせていただきましたよ。
人の言うことを聞かないのは相変わらずですが、「あきらめない」のも相変わらずです!
ですから、これからも、彼の成長をずっとずっと見守っていてください。
松尾吉将、まだまだ成長中です!