今日は、面相(めんそう)と面取り(めんとり)です。
台風接近中の福岡です。
工房のカレンダーの母子。雷におびえております。
何事もなく過ぎ去ってくれたらいいのですが。
さてさて、今日の松尾吉将は「花衣(はなごろも)」の面相です。
美しいです。
面相の中でも、紅をさす瞬間が一番きれいな気がします。
いつ見ても絵になります。(#^^#)
ヨメのほうは、福岡・筥崎宮の秋祭り「放生会(ほうじょうや)」の名物・博多はじきの面取り作業です。
おはじき、もりっとあります。
もりもりです。
これでもまだ半分くらいです。
面取りとは、角を丸める作業です。
石膏型から取り出し、乾燥させた素地そのままだと角がとがっているので、ひとつひとつを濡れた布巾(ふきん)などで角を撫でるようにして丸めます。
そのほうがきれいだし、箱詰めした時ほかのおはじきを傷つけません。
お料理とおんなじ、いわば下ごしらえです。
焼成(しょうせい)、焼いてしまった後にヤスリで削ることもできますが、焼く前にふき取るほうが力がいらないので楽です。
透明の袋に入っているものが面取りをしたもの。
まだまだたくさんあります。
面相も、面取りも、それぞれが大事な一工程です。
出来るほうができることを。
今日も二人三脚でがんばります。
応援どうぞよろしくお願いいたします。m(__)m