今年もまた「ようこそ、先輩!」させていただきました。~大利小学校・彩色体験授業~
昨日は、松尾の出身校、大野城市立大利小学校に博多人形の彩色体験・出張授業に行ってまいりました。
今年は4年生約160名をお世話させていただきました。
体育館がいっぱ~い!\(^o^)/
大利小学校は、校区が住宅地にあるためこのあたりではマンモス校です。
工房からのスタッフは、松尾吉将、彩色職人さん、そして私の3名でお邪魔しました。
生徒の皆さんも、先生方も毎年この体験学習を楽しみにしてくださっています。
小学校への出張講座は、もう10年以上させていただいておりまして(2013年11月22日ブログ:ようこそ先輩!してきました。)
父 松尾文夫と主人と一緒に、私もいろんな小学校へお邪魔させていただきました。
その頃は義父の修行時代の講話などが先にあったりして、「修行時代は、なかなか粘土を触らせてもらえなくて、師匠(小島与一先生)のところに来た”借金取りの応対”や、犬の散歩などをしていました。」と、飾らずざっくばらんに話すおじいちゃんが、大好きでした。(笑)
与一先生が芸者遊びを好んでされて、お人形のお金が入るとすぐお茶屋遊びに使っていたというのは有名な話です。(*^^*)
また、与一先生は戌年生まれだったので、犬を好んで飼っておられたそうですね。ちなみに義父も、戌年でした。(^^♪
最近は、小学校だけではなく、各種イベントでも博多人形の彩色体験のお仕事をいただくことが増えました。
おかげさまで、いつも大盛況!\(^o^)/
たくさんの子供さんや保護者の方の笑顔に出会え、毎回たくさんの子供たちにパワーを頂いて帰ります!
昨日の生徒さんの作品です。
みんなそれぞれのお顔や着物に仕上がり、こちらのほうが思わず笑顔になりますよ。(*^^*)
お人形は、太宰府天満宮の菅原道真公が五歳のときをモチーフにしたものをよく使います。
こちら福岡では「管公さん(カンコウさん)」の名で親しまれている道真公。
言わずと知れた、学問の神様です。
午前中いっぱいの授業が終わると、学校側の皆さんも私達も達成感でいっぱいです!
大利小学校4年生の皆さん、どうもありがとうございました!
ぜひ来年もお会いしましょう!