実は、支えていませんの。夫を・・・
「結婚は、してもいいものであるし、しないで、済むものなら、しなくてもいいものだね。」
結婚というものが、まだよくわかっていなかった20代半ばで書いた、私の卒業論文の一節で、
林芙美子の「めし」という小説のなかで、倦怠期のおとずれた主人公の夫がつぶやくセリフです。
今日は、少し、私が考える「夫婦」のお話を。(^^)
主人と一緒に仕事をしておりますので、周りの方々から
「旦那さまを支えて、エライね!」とか
「内助の功だね!」などと、過分のお言葉をよくよく頂戴します。
私自身は、あまり支えているという自覚がなく(^^ゞ
ましてや「尽くす」など、えーーーー!そんなことできないっってー。できてもしないってー。な感じで。(笑)
おそらく主人も同じ気持ちでいてくれるのだと思うのです。
ご覧の通り、ワタシこんなに”重い”ので、私を背負ったら主人の大事な腰が折れてしまいます・・・。(^^)
ポルトガル語で愛を告白する際に ”Nos nascemos um para o outro.”というおなじみのフレーズがあるそうで
日本語に訳すと「私たちはお互いのために生まれてきた」という意味だそうです。
主人と、日本人は言わんねー!と話しながら、でも自分たちの関係に合うね。なんて。(〃▽〃)ポッ
「支える」と疲れるし
「尽くす」とシンドイ。
最近思うのは、結局、一番、長続きするのは「補い合う」っていう関係。
補うってことは、お互いに、足りてない(完璧でない)部分があるってことはわかってて
じゃぁそれを受け入れたうえで、相手の苦手なことやできないことを、できるほうがする。
それは、仕事のことであったり(彩色、型とり、梱包、経理、電話応対etc…)
家のこと、家事であったり(掃除、洗濯、皿洗い、自転車の修理etc…)
子育てのことでもあったり。(送迎、ごっこ遊び、読み聞かせ、お薬を塗ってやるetc…)
こういう、日常で発生することモロモロなことを、補い合ってくれるパートナーがいるとすごくすごく生きやすくなる!
それが私と彼の「結婚」っていう関係のような気がします。
ワタシとカレは夫婦になって、たった12年くらい。
まだまだ、これからも山あり谷あり、そして幸ありな道だと思いますが。
私は、彼と結婚してよかったなぁとつくづく思います。
ここだけの話、主人と一緒になるとき、神様にお願いしたんです。
「私の一生分の男運を使い切っていいので、彼と結婚できますように!」
・・・なので、ワタシの男運、すでに空っぽです。(笑)
若さと勢いで使い切ってしまい、モッタイナイことしたなぁと思うことも?あるかもですが。
ま、それはそれで。我が人生に悔いなしです。
こんなことを、昨日のうちにブログに書こうと思っていたのですが風邪でダウンしている私に
「今日にこだわらんでいいやん、元気になってからで。(^^)」
主人の言葉を聞いてそのままグッスリでした。(-_-)zzz
一夜明けて、11月23日。
昨日も、今日も、おそらく明日も。。。はい、そうです!私と彼には「いい夫婦の日」!(^^♪