あのな、鬼さん。

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あのな、ボクな、

来年になったら 会いたいひとがいてるねん。

 

ほいでな、ボクな、

来年になったら 行きたいとこがあんねん。

 

でな、あとな、ボク、

来年になったら やりたいこともあんねん。

 

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でもな、まだ、来年になってへんやろ

 

せやから、まだ、ダレにも言うてへん。

 

鬼さんだけや。

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あのな、ボクな、

 

来年、もっかい鬼ヶ島行くねん。

 

新しい年が明けたら、一番に行って、ボクがこの手で門を開ける。

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鬼さんに弟おったやろ?

 

アイツにまた会いたいねん。

 

また会おうって約束してんねん。

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なぁ、鬼さん、一緒に行こうや!

 

お正月来たら、また、一緒に行こうや。

 

お正月くらい、鬼ヶ島 帰るやろ?

 

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あのな、これな、ダレにも言うたらあかんで。

 

ボクらだけの秘密やで。

 

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昨年の10月ごろ、主人にひとりの上方落語家のかたとの出会いがありました。

今年芸歴30周年を迎えられた、月亭遊方(つきていゆうほう)さんです。

 

落語のCDは、作業中もよく聞いていた主人ですが、江戸の落語がほとんどで

上方落語には触れる機会がほとんどありませんでした。

 

遊方さんとの出会いから、CDやYouTube、DVDなどいろいろと上方の噺家さんの落語を聞くうちに

いつか、落語をテーマに作品を作りたいというようになりました。

 

そんな彼に、作業の合間に聞いてほしいなと、去年のクリスマスに私から二枚のCDを送りました。

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主人の大好きな桂枝雀さんと、同じ演目で桂文珍さんの「地獄八景」の聞き比べセットです。(^^)

 

この話のなかに、亡者の一人が耳元で何か(実は来年の話)をささやき、さすがの鬼と言えども大笑いをするという主人が大好きな、シーンがあります。

 
年が明けて今年の春に、主人はこの場面から着想を得て、亡者と鬼のやり取りを、桃太郎と鬼に替えて博多人形で表現してみました。

 
松尾吉将らしい、子供から大人までみんなが思わず笑顔になれるような、心の底から笑えるような、そんな作品に仕上がったと思います。

 

松尾 吉将作 「来年のことを言えば」(一品作)

松尾 吉将作 「来年のことを言えば」(一品作)

 

今年の春にお披露目する予定だったのですが、本人のちょっとしたハプニングで、桃太郎さんが半年ほどお休みすることになり(詳しくは、過去ブログこちらを→☆

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この時期、ようやくお披露目できることとなりました。

 

主人にいつもたくさんのインスピレーションと、我が家の家族みんなに幸せな笑いを届けてくださる遊方さんに感謝を込めて。

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また、このブログをご覧の皆さまへ、新しい年にたくさんのHAPPYが訪れることを願い。

 

今年、唯一制作いたしました一品作、「来年のことを言えば」をご紹介させていただきました。

皆さんは、新しい年にむけて、何を想うのでしょうか?(^_-)-☆