【Facebook アートチャレンンジ】人気投票結果発表
先日、松尾吉将 博多人形工房のFacebookページにて、５days art challenge （アートチャレンジ）というものに参加させていただきました。
アメリカのアーティストが最初に始めたといわれている、このチャレンジ。
ルールはいたって簡単で、ひとりの作家（アーティスト）が1日に三点ずつ五日間、計15点の作品を紹介して次の作家さんにバトンを渡すというもの。
仲良くして頂いている、東欧伝統手工芸の講師をしていらっしゃる、ルーマニアンマクラメ作家 鶴元千春さんよりご紹介いただいて、主人も五日間、計16点の作品を紹介させていただきました。
1日目 テーマはお雛さまでした。
2日目 テーマは動物
3日目 美人もの三種。五日間のうち一番アクセスや「いいね！」が多かったテーマです。
4日目 おとぎ話・昔ばなしより
5日目 一品作 三種
五日間、松尾吉将のいろいろな作風をご紹介させていただき、Facebookページでお好きな人形に投票をしていただきました。
順位はそれぞれの作品についた「いいね！」の数で決めさせていただきました。!(^^)!
発表しまーす。＼(^o^)／
まず第五位は、最近一番の新作です。
ブレーメンの音楽隊
博多人形では珍しいモチーフですね、洋間にも飾りやすいですねなど、うれしいコメントたくさん頂いてます。(^^♪
詳しくは、過去のブログでもご紹介させていただいてます。
「縁起物」としてのブレーメンの音楽隊。
カワイイ動物たちの表情が主人らしい作品です。
第四位は、こちらの二作品。
鏡
「鏡」です。
観光施設などで実演させていただくときもよく展示させていただくのですが、お客様の評判も大変よい人形です。
博多人形と言えば、博多芸妓のお人形を思い浮かべる方が多いかと思いますが
定番の踊っているポーズではなく、あえて鬢を整えているところを形にしたかったようです。
献上柄の博多帯と、鏡に覗き込む芸妓さんの表情を両方楽しんでいただける仕掛けにしています。
笑い雛
大きなお口をあけて白い歯がチラリ。「笑い雛」です。
人形師を始めたばかりの20代の頃、もう15年くらい前に作ったものですが、変わらず人気のあるお雛さまです。(*^-^*)
台座の大きさがハガキサイズですので、場所も取らず、お値段も手頃なので、ギフトやちょっとした贈り物などに大変人気があります。
見ているひとが思わず笑顔になれるお雛さま、私も大好きです！
第三位も、同点で二作品です。
奴奈川姫（ぬなかわひめ）
昨年の白彫会新作展に出した一品作「奴奈川姫」です。
翡翠（ひすい）の女神ヌナカワヒメ。
本人曰く、ほんのわずか唇をひらいているところがこだわりだそうです。
「美人」について語る主人は熱い！です・・・。細部にわたり相当なこだわりがあるようです。(；ﾟДﾟ)
博多招き猫
意外だったのが、こちら「博多招き猫」
途中までは、一番人気でした。
博多人形の写実的な技法を使った招き猫。
デッサンのために、ペットショップへ行った主人。
夢中になって観察しすぎて、店員さんにかなり変な目で見られていたそうです。
こちらも「美人」同様、相当なこだわりが・・・(≧▽≦)あるみたいです！
さて、第二位です！
支度
ブログのチラシにも使っています。「支度」です。
先ほどの「鏡」もそうですが、どうやら主人は美人さんの身支度を整えているところが好きみたいです。
凛とした空気が好きです、背筋が伸びる思いです。そんなうれしいコメントをたくさんいただきました。
そして、一番多くのいいね！をいただきました第一位のお人形がこちらでーす。＼(^o^)／
熨斗出し
博多に古くから残る婚礼の風習「熨斗出し」を博多人形で表現したものです。
左右対称の形は、義父松尾文夫の代表作「心」の影響であるとのこと。
師匠と弟子という関係には程遠い、仲良し親子そのものだった主人と義父ですが、こういうところをみると
師匠である松尾文夫の影響は大きいなぁと思います。
もちろん、義父の師匠、小島与一先生の影響もかなりあります。
そういうのって、横でみていてすごく興味深いです。
ブログでも過去に紹介させていただいていますが、私も大好きな作品です。
アートチャレンジをしていたことで、今までの作品を振り返ることや
皆さんにも見ていただけることができ本当にいい経験をさせていただきました。
五日間お付き合いくださった皆さま、どうもありがとうございました！
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