秋明菊のお年玉

 

1月も中頃になりました。(^^)

今年最初のブログということで、いまさらですが新年のご挨拶。

ブログをご覧の皆さま、あけましておめでとうございます!

 

昨夜は、主人の実家で新年会がありました。

太宰府天満宮のそばでお店をしている主人の兄夫婦、お正月は大忙しのようで

三連休も過ぎて、太宰府さんの参拝客が少し落ち着いた頃

みんなでゆったりとした気分で揃うのが松尾の家のお正月です。

 

おごちそうをお腹いっぱい食べたあと、義母からうれしいお年玉をいただきました。

 

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加賀友禅で丁寧に「秋明菊(シュウメイギク)」の花が描かれた紬の付下げ。

実物はもっともっと華やかで明るいピンクなのですが、私の写真の腕ではコレが限界。^^;

 

毎年、お正月に義母から帯や着物を、兄嫁さん、私と一枚ずつ譲り受けます。

去年一年がんばりましたね、今年も元気に過ごしましょうねという義母のねぎらいの気持ちもあるのでしょうか

ヨメのちょっとした年始のお楽しみでもあり、母の洒落心を一番感じるときでもあります。(*^^*)

 

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秋明菊は、九月に花の盛りを迎えるそうです。

9月生まれの私は、菊の花が大好きです。

同じく9月生まれの上の娘が

「お母さん、秋明菊の綿の中には妖精が住んどるって、お話し会の絵本で読んでもらったことがあるよ!」とうれしそうに話してくれました。

花が終わると、綿(ワタ)をつけるのですね、娘に教えられました。(^^)

 

「菊」は「聞く」に通じるので、音楽やお噺しを聞きに行くのにもいいですね。

今年のお出かけが楽しみになります。(^^♪

おしゃべり好きな私ですが、今年は「聞き上手」な女性も目指したいところです。(^_-)-☆

 

20代の頃は、洋服感覚でモノトーンや地味な色目を選んでいた私ですが、年齢を重ねていくうちに

こういう「きれい目な色」にも目がいくようになりました。

身にまとうと、ぱぁーっと顔色を良くしてくれるというか、気分もなんとなく明るくしてくれます。

 

母になり、子供の行事ごとに着物で付き添うことも増えてきました。

卒園式や入学式、どうしてお母さんはピンクや淡黄色の着物が多いんだろうって思ってましたが・・・

季節感だけでなく、黒や紺色の子供の制服とのバランスがいいのですね。

お互いを引き立てる色。なるほどなぁ~と納得です。

 

カラーセラピストの友人が「ミエちゃんのパーソナルカラーは”マザーピンク”だよ。母性の色ね。」と教えてくれてから、ピンクは私のお守りカラーです。普段、母親業を手抜きしているヨメですので意外でもあったのですが、以来、小物や差し色にもよくピンクを使います。

 

年末に、少し体調をくずし、年明けはゆっくりなペースでのスタートでしたが

母からの粋なお年玉のおかげで、かなり元気になりました。(笑)

 

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上の娘が彩色してくれたメス猿と、主人が塗ったオス猿の「夫婦申」。

なかよく並んで、我が家のお正月にイロドリを添えてくれました。(^_-)-☆

 

今年も、新しいチャレンジが待っていそうな「松尾吉将 博多人形工房」です!

新しい年も、どうぞよろしくお願いいたします。