おかあさんへの片想い。
連休ですね、皆さんいかがお過ごしですか?
松尾吉将 博多人形工房は、東京から帰った主を待ち構えていたように、いつもどおり動いています。
日曜日が母の日ということで、今日、母屋に住む主人の母に少し早めのプレゼントを届けてきました。
連休前に、少し義母に心配かけるようなことをしてしまったので、謝るタイミングが欲しかったのと、
その他いろいろな気持ちがあって、華やかで元気が出るような色目で花束を作ってもらいました。
お姑さんとの同居は大変でしょう?とか、お姑さんから言われたらガツンと来るでしょう?とか、よく聞かれるんだけど
私にとって、彼女は、”お姑さん”であり、”上司”であり、かつ最大の”同志”でもある女性だから。
人形師の妻として、実家の母よりも、ましてや主人よりもずっと、共感と共有できる想いがたくさんたくさんあるから。
助けてもらうことのほうが多すぎて、横にいないほうがむしろ大変。(笑)
主人と大げんかして、布団の中から二日間出なかったとき「おかゆと卵と梅干し」の回復セットを持ってきてくれたのもお義母さん。
「食べな元気出らんよ。」
またまた主人と大げんかして、夜に電車に乗って家出した翌日も「うちに来ればよかったのに、寒かったろうに。」
言いたいことは山ほどあろうに、主人とのケンカに母からお小言、言われた記憶ないかもしれない・・・。
人形師の妻としての、葛藤も、苦労も、そしてなにより、やりがいも、一番理解してくれているのはお義母さん。
だから、私は、彼女のことが大好きです。
「おかあさん、先日はご心配おかけしました。」そう言いながら主人と一緒にこころばかりの花束を渡しました。
こんなカードを添えたとしても、心は愛する息子にっていうのも知ってるから。(笑)
ヨメのシュートメさまへの叶わぬ片想いは、これからもずっとずっとずーっと、続くのです・・・。