夫婦で「九州仏」展へ行ってきました。
おととい、一緒になって10年の記念に主人とお出かけしてまいりました。
デートです。珍しいことです。(#^^#)
大事なお人形の配達の”ついで”でしたけど。(笑)
前の日に、義母が10年のお祝いにと、若い頃に義父と選んだ着物を譲ってくださいました。
歌舞伎の高麗屋格子のようなお洒落な小紋。ジャスト好みです。!(^^)!
帯、迷いました。無地?
綴れ(つづれ)織の鳥入れてみる?
献上?
結局、主人の「鳥やろ。」の一言で。
けってーーー!
庭の紅葉も色づいてきました。秋らしい色でコーディネートをまとめてみました。
来年本厄、今年前厄の主人です。帯締めは、厄除けの願いを込めた七色のものを。
福岡市博物館で、九州の仏像を集めた「九州仏」展をしていました。とってもいいお天気でした。
かんざしは、鼈甲細工のイチョウを選びました。秋をいっぱい盛り込みたくて。
九州の仏様の展示会ということで、博多献上帯に描かれる仏具・独鈷(どっこ)の柄をどこかにあしらいたかったので、主人が結婚指輪にとデザインしてくれた独鈷柄を外側にあしらった指輪を。
独鈷という凹凸のある仏具を転がしたものが、献上柄のモチーフになったと伝えられています。
博物館の中には、たくさんの案内ポスターが。
あ、この展示会行きたいねー。の瞬間です。
逆行のおかげで面白い一枚が撮れました。
展示内容はとても素晴らしいものでした。
図録、合掌スタンプ、黒田二十四騎と金印の一筆箋。お土産もたくさん買っちゃいました。
夕飯前に、最後の最後でサプライズ!
隣に住む義母が栗おこわを持ってきてくれました。
届いたばかりの上野焼庚申窯の高鶴裕太さん作のお茶碗でいただきました。
”松”とか”鶴”とか、苗字もなんだかおめでた尽くし!
好きな着物をまとって、縁あった人と並んで、美味しいも
こんな一日は本当にたまにたまにのご褒美ですが。
人形師のお嫁さんって大変じゃない?結婚してから何度も何度もよく聞かれますが・・・
はいそうです!
大変です!とっても!とっても!(笑)
でも、嫌いじゃありません。結構、好きだったりします。この仕事。(*^-^*)
本当に、本当によい一日でした。合掌。
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